久し振りの投稿となりました。監督の鎌田です。
今回は11月6日、8日に行われた関東大会の1,2回戦を振り返っていきたいと思います。
1回戦 vs早稲田W.B.C. ⚪️0-0(特別延長1-0)
相手は春関東王者のW.B.C.。初戦から強豪との対戦となり、チャンスはそんなにないので先制逃げ切りでいこうと臨みました!
試合の詳細は動画にてご覧ください。
この試合は本当に死闘でした。守備では幾度となくピンチを凌ぎ、攻撃では2塁すら踏ませてもらえませんでした。おそらく今回の相手は10回戦ったら1回勝てるかどうかだったと思います。(言い過ぎ?😯)しかし出ている選手はもちろんですが、ベンチの選手・マネ全員が1つになって勝てたことは、3年ぶりに関東大会に出場した僕たちにとって、とても大きな1勝になったと思います。
そして1日空いて臨んだ2回戦。ここで勝てば神宮出場が決まります。
2回戦 vs法政スカイラークス ⚪️3-1
試合の詳細は動画にてご覧ください。
相手は予想通り左ピッチャーで、今年は左ピッチャーで苦戦する試合が多かったので泥臭く、足で掻きまわしていこうと考えていました。序盤はお互いに走塁ミスでチャンスを潰し、流れが行ったり来たりでした。そして迎えた5回。二死3塁のピンチを凌いだ裏のワンチャンスをものにできました!それまでまともなヒットがなく、バントで揺さぶっていこうという指示に見事応えてくれました!そして今まで練習してきた、たたきで先制し、エンドランでダメ押しの3点目を挙げ完全に僕たちの流れに持ってこれたと思います。先発の大木も中1日にもかかわらず、少し不安定な立ち上がりでしたが要所を締めてくれました。大木、2試合ともナイスピッチング!お疲れ!😄
これで関東大会ベスト8を決め、この1年間目標にしてきた神宮へ駒を進めることができました!!
ここまで関東大会の2試合を振り返ってきましたが、塾内の2試合も含め、この1年間徹底してやってきた成果が随所に見られたと思います。その徹底してやってきたことと、僕がこれまで監督として感じてきたことを合わせて書きたいと思います。
まず1つ目はたたき。塾内初戦のスレイヤーズ戦では恩河と丸岡のたたきで2点を取ってサヨナラ勝利しました。塾内準決勝のチューヤンズ戦でも一死3塁の状況から丸岡のセンター前ヒットで先制。高いバウンドの内野ゴロは打てなかったけど、たたきの意識の結果だと思います。関東大会2回戦の均衡を破ったのも大木のたたき。そして3点目も僕のエンドランで取りました。
振り返ってみると、塾内・関東で挙げた全9得点のうち5点が一死3塁の状況からのたたきで得点していました。この「たたき」を始めたのは新チームが始動した去年の12月でした。僕の判断で異例となる12月からのスタート、集まったのは幹部の7人だけ😅フリーバッティングも1ヶ所バッティングもするつもりはありませんでした。「たたきを徹底的にやる」ただそれだけでした。このような考えに至ったのは、去年の塾内での敗戦にあります。1-1で同点の場面、一死満塁のチャンスでヒット性の当たりをことごとく捕られ追加点を奪えず、その後1-2で敗戦しました。僕はこの敗戦を糧にチャンスでヒットを打つ野球ではなく、内野ゴロを打って1点を取る野球に切り替えようと思いました。一死3塁の状況を作り、そこから内野ゴロを打って得点をする。決して打たれたわけではないのに得点される、これができれば相手ピッチャーへのダメージも大きくなりさらに有効ではないかと考え、たたきをすることを決めました。
2つ目はバント。去年の12月から取り組んだたたきの他に、バントも徹底的にやりました。今年は無死2塁または1,2塁を作ったら絶対バントをすることを明言し、バントができないと代打を出すなんてことも(笑)たたきは誰もやったことがなくみんな0からのスタートでしたが2,3月になると徐々にできるようになってきました。しかし、バントは坂井と柴田がほんとにできなくて試合でバントのサインを出すなんてことは怖くてできませんでした🙄
それでもこの2人はバント練習のときに人一倍練習し、関東大会2回戦では坂井が2回も送りバントを決め、柴田にはストライクが来なかったものの、僕は自信を持ってセーフティーバントのサインを出しました。これは共にバントを練習してきて、絶対にやってくれるという信頼があったからこそサインを出すことができました。神宮がかかった大事な試合でびっくりするくらいできなかった坂井が2回も送りバントを決めてくれたことは、本当に本当に嬉しかったです!
この他にもたくさんの良いプレーが見られましたが、ここでは割愛させていただきます。この1年間取り組んできた地道なことが、塾内・関東の公式戦で出せたことは大きな自信に繫がったと思います。こうしてここまで来れたのも4年生を中心としたベンチの応援やマネージャーのサポートがあったからだと思います。本当にありがとうございました!ピンチの時もチャンスの時も全員が一丸となっていたからこそ、今年の目標であった神宮出場を決めることができたと思います。しかし、まだベスト8です。神宮球場で試合ができる喜びを噛みしめながらも、今まで通り挑戦者の気持ちで、そして一戦必勝で目の前の試合に全力で臨みましょう!まだまだ今年の丘の上は終わらせない!怪我している人は早く治して、全員万全の状態で神宮に乗り込もう!😎
以上、長くなりましたが最後までご愛読していただきありがとうございました。